レトロでアナログな古本屋

福岡 レコード 雑誌 古本 買取

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【雪山坊】(せつざんぼう)店主【山名】(やまな)の携帯まで、「何がどのくらいの量か」お電話下さい。丁寧に、素早く応対します。
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マニアックな蒐集品、大量買取も歓迎します。




店主が聴いた今日の1枚



店主のこだわり




学校前の駄菓子屋のような レトロでアナログな古本屋

水木しげるが すべての先生だった

小学校に上がり、自分で買い物をするようになって見つけた、バス停前の小さな商店街。「かっぱ書房」という屋号の本屋と、プラモデル屋が並び、二軒の間の小さな路地に、小さな貸本屋があったような気がします。
貸本屋はいつの間にか無くなってしまったので、鮮明ではありませんが、戦記物のシリーズが好きで、借りていた…そんな記憶があります。これは、もしかしたら水木しげる先生の作品だったかもしれません。

その頃、病気か何かで入院していたらしく、そのカッパ書房から、少年マガジンを定期購読していた気がするのですが、そこで連載が始まった、「ゲゲゲの鬼太郎」の中の、鬼太郎が墓場から出てきたり、親父の体が溶けて、目玉になったり、ドクロの燭台のおどろおどろしい絵に、いまだに覚えているほどの衝撃を受けました。
そして、家の小さな白黒テレビから、♪ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ〜、オバケにゃ学校も、試験もなんにもない♪と魅惑的な音楽が流れ、この世に誕生したばかりの鬼太郎に、魂をシッカリと握られたまま、現在に至ります。
(後年、この怪奇趣味が昂じて、精神世界の真っ只中に突入します。)

思えば、漫画だけではなく、先生の描く妖怪画や、物語の土俗的な背景、そして何より、先生の自身が妖怪のような、数奇で波乱万丈、一発大逆転満塁ホームランの人生そのものに魅せられてきました。
心の奥でずっと、先生が描く昭和レトロな風景の中の、「ボロ市」の露天商に---ヒトダマの乾物を10円で売っている---惹かれ、とうとう、古本屋になってしまいました。




細野晴臣の78年とともに

音楽の世界を超えて、店主の人生を変えてしまった人が細野晴臣さん。
ビートルズさえ聴かずに、いきなりピストルズから音楽を聴き始め、ニュー・ウエイブ、ダブと袋小路に入り込んでいきました。そんな折、先輩の家で聴いたのが細野晴臣の『はらいそ』。“なんや、もう、ここまでやられとんなら、もう何もすることがないやん”って、叫んだほどの衝撃でした。35年も前の話です。

「ウォーリー・ビーズ」のビート、横尾忠則の怪しげなジャケット、宗教的で、旅愁にあふれた歌詞…1枚のレコードを超えて、当時の、そしていまもほとんど変わらない、私の世界観を、“こういうもんなんだよ”と、解説してくれた決定的なレコードです。
その後、引き込まれるようにアジアを旅し、日本に戻ってインド哲学を学び…あまり幸福でなかったサラリーマン生活もふくめ、スピリチュアルなものへの関心、ロックを超えたアメリカのルーツ音楽への興味、現在の古本屋稼業まで、すべてはあの時から始まったんだなぁ、と感じています。そして、いまは、「こんな音楽」を聴いています。

『Hosono House』から『はらいそ』までの4枚は、1973年から1978年の、ポストはっぴいえんど、プレYMOという、日本のロック史の中でも決定的な---「ナイアガラ」と「ティン・パン・アレー」が活動し、ニューミュージックという「非」歌謡曲が発生、ワールド・ミュージックの発見と日本ロックの相対化という、超重要時期に位置していて、ここから、現在の日本のポップスの全体を俯瞰できるほどです。
中でも、1978年の『はらいそ』、『コチンの月』、そしてYMOのデビューまでのわずか半年余りに起こったパラダイム・シフトは、細野さん周辺さえ聴いてれば大丈夫という、妙な確信を抱かせるほどでした。


「狭山3部作」では、熟成してます。

店主がこだわりを持って 査定 買取ります

植草甚一さんの雑誌『ワンダーランド』によって、日本のサブ・カルチャーが始まります。
それから40年あまりが経ち、その時代に青春時代を過ごした人たちが、ぞくぞくリタイアする時代になりました。
商売からすれば、コアな客層が消えることで、この時代の古本や古雑誌、レコードなどの仕入れが出来なくなり、売ることさえ難しくなるだろうと、強く感じています。

昭和が終わる頃、インターネットがパソコン通信としてスタートした時から、世界も社会も経済も、大きな変化を遂げてきたように思えます。
ただの郷愁かもしれませんが、あの頃はモノにも心があって、物語があって、買い替えのきく、すぐに飽きられ捨てられてしまう、いまの流行りとは違うものだったように思えます。

サブ・カルチャーと、幸せだった昭和の時代の気分は、まもなく完全に消えてなくなることでしょう。
その前に、皆さまがお持ちの、押入れの奥の、懐かしい古本や雑誌、レコードをぜひ、当店にお売り下さい。
こだわりをもって査定、買取ります。080-5057-1342までお電話下さい。


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